よう、夏バテしてねえか❓張飛だ❗
今日は、最初に夏にぴったりのおすすめの靴を紹介したい。これだ❗
「リビエラ」というブランドのスリッポンだ。様々なモデルが存在するが、写真の靴は「CLASSIC 20°」という定番モデルだ。俺は夏になると、この靴をヘビロテしている。
サンダルは楽だが、少しカジュアル過ぎると感じる時には、このスリッポンが役に立つ。上品さと、夏らしい爽やかな雰囲気を合わせ持っていて、靴界の周瑜的な存在だ。色はネイビーだと、ソールのホワイトとの合わせ技でマリンな雰囲気が加速する。
写真を見ると分かると思うがアッパーのフロント部分は、メッシュになっているから通気性も良く快適だ。インソールは取り外せるから、洗う時も簡単。靴紐がないから脱ぎ履きもしやすい。ただ、靴紐がない分、サイズがあっていないと脱げやすくなるから、試着してから購入する事をおすすめする。
気になったら、是非、チェックしてみてくれ。
じゃあ、今日もおすすめの本を紹介するぞ❗
天才歌人、木下龍也の第一歌集
こんな奴におすすめ
- 現代短歌の歌集を読みたいと思っている奴
- 難しすぎない短歌を読みたい奴
- 想像力あふれる短歌を読みたい奴
概要
今回紹介する歌集の著者は、以前このブログで紹介した「天才による凡人のための短歌教室」の著者でもある木下龍也だ。俺が最もリスペクトしている歌人で、天才だと思っている。
彼は、山口県の出身で2011年から作歌を始めた。最初は、「ダ・ヴィンチ」という雑誌の短歌のコーナーや、毎日新聞や日経新聞の新聞歌壇などに投稿をしていて、採用されまくっていたそうだ。(どのように投稿していたかについては、「天才による凡人のための短歌教室」に書かれている)
その他にも、2012年の第41回全国短歌大会大会賞を受賞している。ちなみに、受賞した作品はこれだ。
自販機のひかりまみれのカゲロウが喉の渇きを癒せずにいる
「つむじ風、ここにあります」(木下龍也著)書し侃侃房
その他の作品も高く評価されていたそうだ。
そんな彼にとっての、第一歌集が「つむじ風、ここにあります」だ。彼の短歌の特徴は、想像力にあふれていながら、いい意味で分かりやすい点にある。普段、あまり短歌を読まない人でも意味の分かる短歌がほとんどだと思う。例えば、この短歌。
駅前をナックルボールの軌道でゆけばティッシュをもらわずに済む
「つむじ風、ここにあります」(木下龍也著)書し侃侃房
この発想が出来るのが、まず凄いと思うし、分かりやすい。俺は、この短歌を初めて読んだ時は思わず笑ってしまった。ティッシュをもらわずに駅前を通る攻略法が「ナックルボールの軌道」なのだ。確かに俺も昔、八王子の駅前を通る時は、ナックルボールの軌道で通っていた。カーブでは、打たれてしまうんだ。
その他で、俺が特に好きな短歌はこれだ。
ウルトラマン用の浮き輪を膨らまし終える頃には冬が来ていた
「つむじ風、ここにあります」(木下龍也著)書し侃侃房
もう、浮き輪を使わなくなった冬に膨らまし終えた超巨大な浮き輪。考えるだけで楽しくなる。次の夏にはおそらく空気は抜けているだろう。
そして、笑える短歌だけではなくて心に染みいってくるようなこんな短歌もある。
からっぽの病室 君はここにいた まぶしいくらいここにいたのに
「つむじ風、ここにあります」(木下龍也著)書し侃侃房
「君」は、恋人だろうか。闘病を続けていた彼女が死んでしまって誰もいない病室。生きていた頃の彼女の存在を「まぶしいくらい」と表現した感性が秀逸で、生きている事自体の素晴らしさを教えてくれる。
まとめ
この歌集は、読んでいてわくわくと、感動が止まらない。この感じは、劉備兄貴や関羽と、中国大陸を駆け回っていたあの頃の感情に凄く似ている。おまえにもこの感情を是非味わってほしい。大げさじゃないかって❓信じるか信じないかは、おまえ次第だ。
最後に
俺の作った短歌も紹介しよう。長坂橋の戦いの時の心境を詠んだ短歌だ。
困難に襲われた時の分かれ道 恐れる心
恐れぬ心
じゃあな。
(次回は7月17日(日)に更新予定)
コメントを残す