ブク友ほむほむ短歌会会報 No.16

よう、張飛だ❗️さっそくみんなの短歌を紹介していきたい❗️

俺の短歌

まずは、12月13日(土)の日経歌壇(穂村弘選)に掲載された短歌だ❗️ペンネームは、石井啄也。

一度だけ少女が座っていた　猫がいつも座っている塀の上

2025年12月13日(土)の日本経済新聞の日経歌壇

近所に猫がよく座っている塀があるのだが、ある日少女がその塀の上に、微笑みながら座っていた。その少女を見たのは、後にも先にもその一度だけだ。

もしかしたら、その少女は魔法で1日だけ人間に姿を変えることができた猫だったのかもしれない。

次に、『ドラえもんライフ2026冬号』と、「ドラえもん短歌コンテスト公式note」に、新たなドラえもん短歌コンテストの作例として掲載された短歌だ❗️

「ドラえもん」観た日の夜に弟がひきだし開けてじっと見ていた

『ドラえもんライフ2026冬号』(小学館)と「ドラえもん短歌コンテスト公式note」

これは、「弟が」となっているが、音数調整のためで、実際は俺自身の経験を短歌にした。小学生くらいのときに、「もしかしたら、自分のひきだしの中にもタイムマシンが・・・」みたいな感じでひきだしの中を見ていた記憶があるのだ。今では、懐かしい思い出である。

5552の短歌と写真

まずは、12月7日に短歌投稿サイト「うたの庭」のお題「泡」で首席🌹となった短歌だ❗️

教室の隅に溜まったぼくたちがあぶくのようにくっつく真昼

2025年12月7日(日)のうたの庭

そして12月16日の「うたの庭」のお題「ラムネ」で、首席🌹となった短歌がこれだ❗️

爽やかな夏のラムネの喉仏少年はいつ大人になるの

2025年12月16日(火)のうたの庭

続いて、『NHK短歌』2026年1月号(NHK出版)の「#短歌写真部」のテーマ「ブラック」(カン・ハンナ選)で、#心を奪われた賞になった短歌と写真がこれだ❗️

最後に、12月25日のNHK名古屋「ぐるっと」内の「萩原裕幸の短歌塾」のお題「手紙」で紹介された短歌だ❗️

「好きです」と綴られているラブレターまだ持ってます人質のごと

2025年12月25日(木)のNHK名古屋「ぐるっと」内の「萩原裕幸の短歌塾」

まことの短歌

『NHK短歌』2026年1月号のテーマ「好きな色」(萩原裕幸選)で、佳作として掲載された短歌だ❗️

大好きな父と帰った幼き日橙色の夕日を提げて

『NHK短歌』2026年1月号(NHK出版)

☆ベルガモット☆の短歌

『NHK短歌』2026年1月号の、テーマ「好きな色」(萩原裕幸選)で佳作として掲載された短歌だ❗️

間取り図へ家具の配置を赤ペンできみと書き足す夕げのあとに

『NHK短歌』2026年1月号(NHK出版)

(夕げの「げ」)は漢字だが、スマホで出てこなかったため平仮名とさせてもらった)

あらためて、5552、まこと、☆ベルガモット☆、おめでとう❗️

ブクログで紹介した本

今年を振り返って

今年一年の投稿数と掲載数を見ていきたい。

産経歌壇　投稿数104　掲載数7

日経歌壇　投稿数103　掲載数4

毎日歌壇　投稿数1　掲載数0

ほむほむのふむふむ　投稿数17　掲載数2

さいとうの○○　投稿数5　掲載数1

NHK短歌　投稿数52　掲載数6

NHK短歌#短歌写真部　投稿数8　掲載数0

短歌ください　投稿数38　掲載数0

月刊うたらば　投稿数5　掲載数0

文芸選評　投稿数18　掲載数0

ドラえもん短歌コンテスト2025　投稿数5　掲載数1

年末おもしろ短歌大会2025　投稿数1　掲載数0

合計　投稿数357　掲載数21

掲載数は去年より少し減ったが、あまり気にしすぎずに、長距離走の感覚でこれからも短歌を楽しんでいきたいと思う。

今年一番嬉しかったのは、尊敬する歌人である木下龍也さんに『NHK短歌』で佳作秀歌として採ってもらえたことだ。

最後に

今年はこれが最後のブログとなる。みんな、今年も一年間ブログを読んでくれたり、コメントをくれたりして本当にありがとう❗️来年以降さらに、みんなに楽しんでもらえるブログにできるよう頑張っていきたいと思う❗️

みんなよいお年を❗️来年もみんなにとって最高の一年になりますように❗️

(次回は、2026年1月25日(日)に更新予定)