よう、箱根駅伝見たか❓張飛だ❗
今日は、最初に俺の短歌が1月11日(木)の産経新聞の産経歌壇(小島ゆかり選)に掲載されたから紹介させてくれ❗ペンネームは、石井啄也だ❗これだ❗
カーテンの隙間に見える夜の月ぼくが動くと流れていった
1月11日(木)の産経新聞の産経歌壇(小島ゆかり選)
ある日、夜寝る前に部屋の明かりを消して、ふと窓を見ると少しだけ開いているカーテンの隙間に月が見えていた。寝ようと思って体を横にすると月がカーテンに隠れて見えなくなったんだが、その瞬間月が流れ星のように流れていったように見えた。その事を短歌にした。選者には、心から感謝したい。
そして、更に嬉しいことに読書アプリ「ブクログ」の友達の☆ベルガモット☆、まこと、5552の短歌もいろんな媒体で掲載されたから紹介したい❗
まずは、☆ベルガモット☆の短歌が、福岡女学院コンクールで佳作となった❗これだ❗
対面の講義に戻り欠伸する生徒の頬に差す午後の陽は
「福岡女学院コンクール」佳作
表彰式に☆ベルガモット☆は参加したそうで、なんと選者のうちの一人の俵万智から「日常が戻って安心している今、のんびりとした対面での学校生活の様子を詠っていい感じ」という講評をもらったそうだ❗とても、贅沢な経験だなあ。
生徒の「欠伸」の声という聴覚と、「午後の陽」という視覚に訴える短歌で、臨場感があるところが凄くいいなあと感じた。また、☆ベルガモット☆は「講義」は「授業」にしたほうが良かったとブクログでコメントしていた。(講義は、大学生が受けるため)佳作となっても更にいい作品にしていこうという向上心を俺も見習いたいと思う❗
次に、まことの短歌が『NHK短歌 2024年2月号 』に掲載された❗まことの短歌は記念すべき初掲載である❗しかも、写真つき❗これだ❗
若き日の父が植えたる紅赤目 父亡き後もすくすく育つ
『NHK短歌 2024年2月号』#短歌写真部
写真はこれだ❗
まことのブクログのコメントによると、「紅赤目」はアカメモチという植物だそうだ。緑と赤がとても綺麗なコントラストを生み出しているなあ。写真のアカメモチを見ていると、亡くなったまことのお父様が今でも家族を見守っているような温かな気持ちになった。
「紅赤目」と漢字にしたのはまことのコメントによると#短歌写真部のテーマが「赤」だったから意識的に漢字にしたそうだ。確かに、漢字にしたことで「赤」がパッと目に入ってきてアカメモチの写真にも凄くあっている気がした。まことのコメントを読んで俺は歌人木下龍也の言葉を思い出した。
表記にこだわろう。
〈中略〉
ただパソコンの変換に従うのではなく、ここはひらがなにひらく、あるいは漢字にする、英語の表記にしてみる、という選択をすることが一首のデザイン性を高め、一首に没入してもらうためには大事なポイントである。
『天才による凡人のための短歌教室』木下龍也著(ナナロク社)
俺も表記にこだわって短歌を作っていこうと思った。
そして、5552の短歌が1月21日(日)の中日新聞の中日歌壇(小島ゆかり選)に掲載された❗これだ❗
乗車するひとりひとりが太陽を背負って走る朝の国道
選評ー朝の陽光の力。人々とバスの動きを簡潔に表現するセンスに感心する。
1月21日(日)の中日新聞の中日歌壇(小島ゆかり選)
俺は高速バスで朝のバスに乗ったことがあるが、確かに朝のバスの風景を思いだすと朝の陽光が乗客の体に当たって影を作っている風景は「太陽を背負って」いるようだ。「ひとりひとり」というひらがな表記も、太陽の光の柔らかい雰囲気にあっているような気がしていいなあ、と感じた。
選者の小島ゆかりの「センスに感心する」というコメントは新聞歌壇のコメントではあまり見たことがない素晴らしい誉め言葉だから、凄く評価が高いのだと思う❗
あらためて、みんなおめでとう❗
じゃあ、今日も俺のおすすめの本を紹介するぞ❗
人気歌人、笹公人の実践的短歌入門書
こんな奴におすすめ❗
- 短歌を始めたが、どの短歌入門書を読んでいいか分からない奴
- 短歌の推敲の仕方が分からない奴
- Q&A形式の実践的な短歌入門書を読みたい奴
概要
この本は短歌をこれから始めようとしている奴や、短歌を始めてまもない奴に心からおすすめしたい短歌入門書である。
本書は、雑誌『NHK短歌』テキストで連載された「念力短歌入門」を加筆修正して書籍化したものだ。著者は人気歌人の笹公人。一般の人から寄せられた五十二の質問に著者(この本のなかではアイドルプロデューサーという設定)が分かりやすく答えていくQ&Aの構成になっている。
明星コトハというアイドルとの掛け合いも途中で時々あって、堅苦しくない雰囲気で楽しく読めると思う。
笹公人は好きな歌人なので、この本の冒頭に自選四十首が掲載されているのもとても嬉しい。
この本の「はじめに」で著者はこう書いている。
自分の三十一年の短歌歴で、これだけは伝えておきたいという大事なことは、ほとんど詰め込むことができたと思っています。
『NHK短歌 シン・短歌入門』笹公人著(NHK出版)
この言葉が決して大げさではないと思える、とてもためになる本である。質問は19の質問からなる初級編、16の質問からなる中級編、17の質問からなる上級編に分かれている。
著者自身も述べているが、自分が知りたいことが書かれているページから気楽に読んでいくといいだろう。
初級編では例えばこんな質問があった。
Q3 初心者が覚えるべき型のようなものはありますか?
『NHK短歌 シン・短歌入門』笹公人著(NHK出版)
これに対しての著者の答えを抜粋して紹介したい。
平安時代中期に、藤原公任(ふじわらのきんとう)が『新撰髄脳』の中で、上の句で風景を表現し、下の句で自分の心を述べるのが歌の基本的な形であると説いています。
〈中略〉
マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや
寺山修司『空には本』
マッチ擦るつかのま海に霧ふかし(風景)
+
身捨つるほどの祖国はありや(想い)
〈中略〉
私は、定期的に小学校で短歌の特別授業を行っているのですが、この型を知った途端、すらすら詠めるようになる子が多いです。また、大人でスランプに陥った人も、この型に沿ってつくることにより、スランプを脱出した人もたくさん見てきました。
『NHK短歌 シン・短歌入門』笹公人著(NHK出版)
俺もなかなか短歌が思いつかない時は、この型を思いだして短歌を作るようにしたいと思う。
他にも、「短歌大会の題で悩んでいます。題詠のコツはありますか?」「動詞の数は少なくといわれました。なぜですか?」、「インパクトがある展開にしたいのですが、何かコツはありますか?」など短歌を作る上で多くの人が悩んだり、疑問に思うような内容が多いから凄く参考になると思う。
本書の後半には、「シン・歌論集」 という短歌についてのエッセイが収録されている。著者自身が企画したというアイドル歌会のことや、著者や俵万智などが選者を務める牧水・短歌甲子園(高校生が短歌で勝敗を競う)のこと、また著者がとても好きだというオカルト短歌のことなど、凄く興味深い内容のエッセイばかりであっという間に読んでしまった。
また、「シン・短歌ドリル」 という短歌の穴埋め問題が20問収録されていて、この本を読んだ学びの成果をチェックできる。ちなみに、俺は20問中正解は9問だった。ただ、知っている短歌が4つあったからそれがなかったらもう少し正解が少なかったかもしれない。
それと、最後のページに「推敲10のチェックポイント」というのがある。これもためになるので、俺は最近推敲する時にこのページを見ながらなるべく推敲するようにしている。
まとめ
この本で一番心に残った言葉を紹介したい。
短歌を心の相棒のように思い、生涯に渡って短歌と良い付き合い方をできた人こそが、真の「歌人」といえるのではないかと私は思っています。
『NHK出版 シン・短歌入門』笹公人著(NHK出版)
俺も真の「歌人」となれるよう頑張っていきたい。
最後に
年明けに、俺は香川県の坂出市にある瀬戸大橋記念公園に行った。
上の写真は、公園の中にある展望台から見た瀬戸大橋だ。
西に目を向けると瀬戸内の島々。最近、お菓子を食べ過ぎて太ってきちまってるから散歩がてら公園内を散歩した。
アーチ型の噴水。
虹のモニュメントのようなものもあった。夏だと風に乗って水しぶきが飛んできて気持ちいいに違いねえ。しかし、今は冬だから水しぶきがめちゃくちゃ冷たかった。
花図鑑を買ってから、花を見ると何の花か気になるようになった。この花は、たぶんパンジーだと思う。冬は、咲いてる花自体が少ないからとても貴重な花だ。
公園のすぐ近くには、上の写真のような小さなゴルフ場のみたいなところがあった。通常のゴルフ場よりだいぶ規模は小さいがちゃんと18ホールあって池もある。
ただ距離が短いから、ルールはユニークでこのように羽根つきのゴルフボールを使って飛距離があまり出ないような工夫がされている。ボールを最後に入れる所は、通常のゴルフのような穴ではなくて傘を逆さにしたようなネットに入れる。実家に帰省中だった趙雲と、試しに9ホールまで1時間かけてプレーしたがとても楽しむことが出来た。
関羽と行く小豆島ツアーは、最近寒すぎるので春まで延期となった。それまでは、近くの公園などを散策して楽しみたいと思う。
じゃあな。
(次回は、2月25日(日)に更新予定)
張飛さん、おはようございます♪
産経歌壇、掲載おめでとうございます!
なんだか、とてもロマンチックな歌ですね!
歌風が今までとちょっと変わられたように感じました。
私の好きな歌人の一人である笹井宏之さん風というか。
私の歌の掲載ありがとうございます!
写真も載せてくだって。嬉しいです!
紅赤目は、これは、秋の写真なので緑が多いのですが、春の新芽は全体が真っ赤になってとても綺麗なんです。
コメントもありがとうございます。
瀬戸大橋記念公園に行かれたのですね。
香川県にも、色々な観光名所があるのですね。
もうパンジーが咲いていたのですね。
早いですね。
張飛さんの歌に、これから花の名前が歌われるのを楽しみにしています。
まこと、ブログを読んでくれた上にコメントもくれてありがとう!
笹井弘之さん風と言ってくれてとても光栄だ!いつも作っているような少し変わったユーモアのある短歌も好きだが、まことが言ってくれたようなロマンチックな短歌もとても好きなんだ。でも、ロマンチックな短歌はほとんど思いつかない(笑)まあ、でも楽しみながら思いついた短歌を投稿していければいいかなあと思ってる。
まことの短歌と写真を初めて紹介することが出来て俺も本当に嬉しかったよ!秋の写真も十分綺麗だから、春になって真っ赤になると絵画みたいに綺麗なんだろうなあ。
香川県では瀬戸大橋を見に行ったり瀬戸内海の島々に行ったり、することが多いよ。そういえば、この前は丸亀城という木造の天守閣が残っている所にも行ったからまた、紹介したいなあと思ってる!よく考えたら花の名前を入れた短歌が掲載されたことがないから、いろいろ考えてみたい!
張飛さん
私の歌を聴覚と視覚に訴え臨場感のあると評価して暮れでありがとう!
張飛さんの歌は幻想的で月夜に思いだしたくなる素敵な歌ですね☆
ブク友ほむほむ短歌会の皆さんの躍進ぶりは本当に凄いというか嬉しいというか
それを張飛さんが月間報告にしてくれるので助かります!!!
この本は短歌でのお悩みを具体的に解きほぐすためになる良書ですよね。
私ももうすぐレビューに上げようと思います。
旅日記、いいですね♪
羽根つきのゴルフボールでの趙雲とのプレーは楽しそうですな。小豆島の旅レポートも楽しみにしてまーす
ベルガモット、ブログを読んでくれた上にコメントもくれてありがとう!
月夜に思い出したくなると言ってくれて、とても光栄だ!最近、月面探査機「SLIM」が月面着陸に成功したというニュースがあったが、月はまだまだ未知な部分が多いしロマンがあるからああいうニュースを見るとワクワクするし、また月について詠んでいきたいと思ってる!
このブログは、読んでくれる人になんとか喜んでもらおうと思って書いてるから助かる、と言ってもらえてブログを書いている甲斐があったよ!俺のレビューはまだまだこの本の魅力を伝えきれてねえと思うから、ベルガモットのレビュー楽しみにしてるぜ!
今まで通常のゴルフもやったことがなくて、人生で初めて池ポチャの経験をしてなぜか嬉しかったよ(笑)このブログの「最後に」のコーナーは短歌にこだわらず旅日記とかいろいろ書いていきたいと思ってるから、また楽しみにしていてくれ!