よう、夜の見回りは怠ってねえか❓張飛だ❗
今週で2月も終わりで、来週から3月だ。ということで、今日は春夏におすすめの服を1つ紹介する。ある奴からすすめられて買った服だ。それは、これだ。
melple(メイプル)というブランドの、CA(カリフォルニア)パイルボレロという服だ(写真の服は色はネイビーで、サイズはM)。ボタンのないカーディガンだ。最近、カーディガンはトレンドになってるようで、セレクトショップやファストファッションの店でも多く取り扱われている。
この服は「超長綿」という素材がメインに使われている。通常の綿よりも光沢感があり、ふっくらとした柔らかい素材感があるのが特徴だ。表はパイル地というタオルみたいな生地になっていて、裏はサラッとした袖通しのいい生地になっている。袖には、リブがついているから暑い時には、腕まくりもできる。
春夏には、Tシャツだけで過ごす奴も多いかもしれねえが、カーディガンがあるとスーパーとかクーラーの効いた屋内で過ごす時なんかに重宝するし、ファッション的にも爽やかな雰囲気を作りやすいと思う。
この服は定価で1万円くらいするから安くねえが、カーディガンが好きな奴はぜひチェックしてみてくれ。
余談はこれくらいにして、今日もおすすめの本を紹介するぞ❗
天才歌人「石川啄木」の歌集
こんな奴におすすめ❗
- 石川啄木に興味があって歌集を読んでみたいという奴
- 近代短歌に興味があるが、どの歌集を読めばいいか迷っている奴
著者について
この本の著者はご存知、石川啄木だ。彼は20世紀初めの文学者、思想家で、作品は短歌だけでなく、詩、小説、評論など多岐に及ぶ。ちなみに、啄木は筆名で本名は一(はじめ)。
俺は、啄木の事を詳しく知るまでは、写真のイメージだけで真面目な好青年というふうに思ってたんだが、実際はかなり違った。友人から借金したり、下宿代を踏み倒したり、結婚式をすっぽかしたり、かなり見た目とはギャップがある。ただ、俺はこいつに会った事がねえからはっきり言えねえが、凄く純粋な奴だったんじゃねえかな。腹黒さが感じられねえんだ。
啄木は小説や、詩では芽が出なかったが、短歌でその天才さを発揮し、26歳という若さでこの世を去った。死因は結核症による全身衰弱だった。
この本の概要
この本は、啄木が生前唯一出した歌集だ。俺が、強く感じたことが2つある。
1つめは、短歌の内容が分かりやすいということ。文語で書かれた文章だから、もちろん分かりにくい短歌もあるが、ほとんどは分かりやすい。
2つめは、思った事を飾らずありのままに詠っているということ。
この2点がそのまま、今の時代にも読み継がれている理由になっていると思う。この歌集の中で、俺が特に好きな短歌を2つほど、紹介したい。1つめは、この短歌だ。
ふるさとの訛(なまり)なつかし
停車場(ていしゃば)の人ごみの中に
そを聴きにゆく
「一握の砂」(石川啄木著)桜出版
停車場ってのは、駅の事だ。俺も、今は日本にいるから中国語で話す声が聞こえてきたら、すげえ気になる。まあ、俺が張飛だってばれるのもまずいから声はかけねえがな。もう1つはこの歌だ。
やはらかに柳あをめる
北上(きたかみ)の岸辺目に見ゆ
泣けとごとくに
「一握の砂」(石川啄木著)桜出版
北上というのは、啄木の故郷、岩手県の北上川の事だ。俺も、悠久なる黄河を思い出す事がよくあるから、この短歌は共感できてとても好きなんだ。
まとめ
波乱万丈の人生を生きた啄木自身の心情を、飾らず気取らず詠っているこの歌集は、内容的に沈鬱な雰囲気の短歌も多い。だからこそ、一瞬一瞬揺れ動いていく人間の心を鋭くとらえており、今の時代でも多くの人の共感を得て残っているのだろう。
最後に
カーディガンは誰にすすめられたかって❓兄貴達に、怒られるかも知れねえからここだけの話にしといてくれよ。すすめてくれたのは、
美周郎だ・・・。
じゃあな。
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