ポケット詩集(田中和雄編)

よう、相変わらず寒いが、風邪ひいてねえか❓張飛だ❗

今、俺の故郷、中国で冬季オリンピックが開かれてる。おまえも見てるか❓俺は、男子フィギュアの羽生結弦に注目していた。彼が挑んだ超大技のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)は回転不足で転倒してしまい、4位となってしまい残念だった。しかし、彼の姿を見てると俺はアメリカのマイケル・ジョーダンの次の言葉を思いだす。

私は、失敗を受け入れることができる。しかし、挑戦しないことは受け入れられない。

「世界の偉人×賢人の知恵 すごい名言100」(遠越段著)総合法令出版

氷上で最後まで懸命に戦い抜いた彼には、心から大喝采を送りたい。

じゃあ、余談はこれくらいにして、今日もおすすめの本を紹介するぞ❗

近現代の詩人の名作を集めた詩集

こんな奴におすすめ❗

  • 詩に興味があるが、何から読んでいいかわからないという奴
  • 元気が出る言葉に出会いたい奴

この詩集との出会い

この詩集に出会ったのは20年ほど前だ。当時、俺は東京の八王子というところに住んでいて、八王子駅の駅前にあったくまざわ書店によく行っていた。そこをぶらついている時に、素朴で温かみの感じられる表紙の絵にひかれて、この詩集を手に取った。

本屋でたまたま、自分の気になる本を見つけるのは、人間の出会いに凄く似てると、つくづく感じる。だから、俺は本屋や、図書館をぶらつくのが好きなんだ。素晴らしい出会いがあるかもしれねえから。 この詩集との出会いもそんな素晴らしい出会いの一つだ。

概要

この詩集は、「童話屋」という会社が出版していて、その童話屋の創業者の田中和雄という人が編者をしている。つまり、彼がいいと思う詩を集めた詩集だ。

まず、おまえに読んでもらいたいのは、その田中和雄が書いている「まえがき」だ。このまえがきを読んで俺はこの本を買うことにした。凄く詩に対しての愛にあふれていて、ここを読んだだけでも詩が読みたくなってくるに違いねえ。頭で考えた文章じゃなくて、「心で書かれてる文章」だ。例えば、次のように書かれてる。

いい詩というのは、詩人が自分の思いをどこまでも深く掘りさげて普遍(ほんとうのこと)にまで届いた詩のことです。

「ポケット詩集」(田中和雄編)童話屋

俺も心からそう思う。だから、いい詩ってのは時代に関係なく残るんだろうな。

この詩集には、宮沢賢治やまど・みちお、茨木のり子といった近現代を代表する詩人の詩が33篇収められている。誰もが一度は読んだことのあるような有名な詩もあれば、あまり目にしたことのない詩もある。ただ、どの詩も内容が深くて考えさせられる詩ばかりで、何度も読み返したくなる。20年前に読んで意味があまりわからなかった詩が今になってやっと少しわかるようになって、その素晴らしさに気付いた詩もある。

俺が特におまえに読んでもらいたい詩をいくつか紹介する。まず、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」や、石垣りんの「表札」。これらの詩は自分の生き方について考えたい時に読んでもらいたい。自分に自信が持てなくなってきた時は、まど・みちおの「ぼくが ここに」を。もし、おまえが動物好きなら、高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」を読んで動物と人間について考えて欲しい。何かに挑戦する気概を失いそうな時は、金子光晴の「奴隷根性の唄」を読んで自分に気合いを注入するんだ。

おまえがこの詩集を読んで更に詩に興味が湧いてきたら、ぜひ気になった詩人の詩集も読んでみてもらいたい。この詩集を読めば、必ずおまえにとっての最高の詩人が見つかると思う。

それと、この詩集はハードカバーなんだが、サイズは文庫本サイズだから持ち運びしやすいのも嬉しい点だ。

まとめ

この詩集を読めば、困難に対して立ち向かう勇気をもらえたり、様々な悩みを解決するためのヒントを見つけることができるに違いない。俺が、そうだったように。

最後に

この前、王平と飯を食いに行ったときにあいつが言ってた話なんだが、戦国時代の武将には「ムカデ」を好む者が多かったらしい。今じゃ気持ち悪い虫の代表みたいな存在だが、戦国時代は縁起のいい虫と考えられてたようだ。なんでかって❓ムカデは絶対に

 

後ろに下がらないからだ。

 

じゃあな。

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