ブク友ほむほむ短歌会会報 No.12

俺の短歌、エッセイ

さっそく、今月もみんなの短歌、写真、エッセイを紹介したい。まずは、『NHK 短歌』2025年9月号のテーマ「道」(横山未来子選)に掲載された俺の短歌だ!

夕焼けの海を見てると思い出す金曜ロードショーのあの曲

『NHK短歌』2025年9月号(NHK出版)

そして、今日の産経新聞のエッセイ投稿欄「朝晴れエッセー」に俺のエッセイ「妙な癖」が掲載された!これだ!

タイトル「妙な癖」

私には、妙な癖がある。本を読んでいるとき、たまに顔を本に近づけて、ペラペラとページをめくるのである。その時、鼻が本に当たるくらい顔を近づける。

高校生の頃、授業中に教科書に顔を近づけてペラペラめくっていると、隣の席の友達に「石井君、今授業でやっているのは、そこじゃないよ」と言われたこともある。自分でもなぜ、こんな癖があるのかわからずにいた。

そんなある日、私は歌人、俵万智さんの『オレがマリオ』という歌集を読んでいた。その本のあとがきに、俵さんのご子息のある言葉が書かれていた。電子書籍についての説明を聞いたときの言葉だ。

「便利だね!でもオレは、コロコロコミックをめくるとき、顔に感じる風が好きなんだよなあ」(俵万智『オレがマリオ』から)

その言葉を読んだ瞬間、私は「ああ!」と思わずうなった。そうだ。紙の本をめくるとき、確かに小さな風が起こる。オレも、あの風が大好きだ!長年の謎が解明されたような気がして、私はたまらなく嬉しくなった。

それ以来、私の「ペラペラ」は一層激しさを増した。

(2025年8月31日(日)の産経新聞「朝晴れエッセー」に掲載)

エッセイはあまりふだん思い浮かばないがまた、思いついたら投稿したいと思う。

まことの短歌、エッセイ、写真

まことは、『NHK 短歌 』2025年9月号で、短歌、エッセイ、写真が掲載された!まずは、#短歌写真部のテーマ「甘い」(カン・ハンナ選)に掲載された短歌と写真がこれだ!

次に、「読者はどっちをよむ?」テーマ「クラシックとロック」に掲載された短歌とエッセイがこれだ!

5552の短歌

最初に、『NHK 短歌』2025年9月号のテーマ「道」(横山未来子選)に掲載された短歌だ!

産道のようなトンネル何度でもあなたと抜けてまた出逢う旅

『NHK短歌』2025年9月号(NHK出版)

次に、『NHK 短歌』2025年9月号の「文芸選評短歌」テーマ「変」(永田紅選)に掲載された短歌だ!

対岸のあなたに届く声が欲しい生まれ変わったら拡声器になる

『NHK 短歌』2025年9月号(NHK出版)

最後に、「月間うたらば」8月号のテーマ「愛」(田中ましろ選)に掲載された短歌が、これだ!

愛さえもネットで買える世の中に投げたボールを取ってくる犬

「月間うたらば」8月号

あらためて、まこと、5552、おめでとう!

ブクログで紹介した本

最後に

先日、俺は香川県高松市で行われた「文学フリマ香川2」に行ってきた。文学フリマというのは、小説、短歌、エッセイなど文学作品の展示即売会である。

会場には、昼前についた。その時には、けっこうお客さんが来ていて文学フリマの人気を感じた。

こちらは、フリーペーパー「うたらば」のブース。(今回撮影させてもらったブースは、出店している人の許可を得て撮影している)うたらばを発行している田中ましろさんにもあえて、とても嬉しかった!

ここでは、田中さんの写真歌集を購入。サインも頂くことができた!

こちらは、中之島潤さんのブース。新聞に短歌の投稿を続けているという。

中之島さんの第一歌集『波音はラムネ色』。30ページくらいで、104 首をおさめている。中之島さんご自身が印刷、発行をしている私家版歌集。500円で購入。

こちらは、中之島さんの第ニ歌集。40ページくらいで148首がおさめられている。こちらも、中之島さんご自身が印刷、発行。500円で購入。

中之島さんの短歌で一番気にいったのは、この短歌。

アンケート今日もその他に理由書く もう長いことその他のひとです

『オーシャン』中之島潤著

「その他のひと」っていう言い方が面白い。中之島さんには、歌集の短歌について質問すると、ていねいに答えて頂いてとても嬉しかった。

こちらは、まる弥さんのブース。

こちらが、まる弥さんの第一歌集『きみの最後の空中ブランコ』。100ページくらい。177首がおさめられている。私家版の歌集。発行は、しまや出版。調べると、同人誌専門の出版社らしい。500円で、購入。

まる弥さんのブースでは、60代くらいの男性がすごくまる弥さんの短歌をほめていたのが印象的だった。まる弥さんの短歌で一番、気にいったのはこの短歌。

神さまの言うとおりにしたミヨちゃんのなまえが大きく新聞に載る

『きみの最後の空中ブランコ』まる弥著(しまや出版)

謎めいているところがいいなあ、と感じた。

文学フリマに行って良かったのは、本を作った人と話ができたこと。とても刺激をうけて有意義な時間をすごすことができた。

(次回は、9月28日(日)に更新予定)

4 件のコメント

  • 張飛さん、おはようございます♪
    産経新聞にエッセイの掲載、おめでとうございます!
    今朝の新聞ですよね。
    ほやほやですね!
    愉しく読ませていただきました。
    俵万智さんの息子さんが引き合いにだされているところが個性的ではないかと思いました。

    私の歌とエッセイと写真の掲載もありがとうございます!
    5552さんも相変わらずのご活躍ぶりですね!

    香川の文学フリマの時はちょうどXを見ていたら情報が流れてきていて、
    「張飛さんこれに参加されているのだな」と思いました。
    田中ましろさんを始め、歌人の方とお話をされていらしたのですね!
    張飛さんは本当に短歌がお好きであるのが伝わってきました。

    • まこと、ブログを読んでくれたうえにお祝いのコメントもくれてありがとう!

      俺のエッセーを楽しく読んでもらえたみたいで、本当に嬉しいぜ!ちょうど、ブログの更新日に合わせたように掲載が今日になって良かった!事前に、産経新聞の人が連絡をくれたから、今日は朝5時に起きて急いでコンビニに走ったよ(笑)
      個性的と評価してもらえて、とても嬉しい!最初、俵さんのご子息の言葉を読んだときに、あまりにも心に残ったからどうしてもエッセイにしたい、と思ったんだ。

      文学フリマは、ふだんあまり歌人の人と直接会って話す機会がないから、とても貴重な経験だったよ!今度は9月に大阪でまた文学フリマがあるから、もし用事が入らなければ行ってみたいなあ、と思ってる!もし行けたら、Xとかブログでも会場の様子を紹介するよ!

  • 張飛さん、おはようございます♪
    NHK短歌の佳作掲載と、産経新聞のエッセイ掲載おめでとうございます!
    エッセイは共感の嵐!
    本からの風は本好きにとってたまらないですよね。
    新品なら新品の、中古なら中古の香りもふわりと漂ってきて、そこもたまりません。
    文学フリマで買われたおふたりの歌、面白いですね。
    BOOTHとかの通販で売ってないか、後で調べてみます。
    そういえば、張飛さんも、#短歌写真部に参加されてますよね。
    わたしも細々と続けているので、いつか短歌会メンバーで同時掲載されたらめでたいですよね!
    わたしの短歌の紹介もありがとうございます。
    励みになります。

    • 5552、ブログを読んでくれたうえにコメントもくれてありがとう!

      俺のエッセイに、共感してくれたみたいで凄く嬉しい!確かに、香りも本によっていろんな香りがあるな!それも、紙の本の魅力だなあ。上質な紙の香りもいいんだけど、意外とあまり値段が高くなさそうな紙の香りも好きだったりする(笑)

      ブログで紹介した中之島潤さんと、まる弥さんの短歌は面白いからおすすめだ!特に中之島さんは自分で印刷、発行してるのがすごいと思った!印刷した紙の真ん中を2ヵ所ホッチキスで止めて作ってるよ。

      5552もいろんなお題に精力的に短歌を作っていて本当に凄いなあと思う!#短歌写真部、本当にみんなで掲載してもらえたら最高だな!まことにXに誘ってもらって、#短歌写真部にも投稿するようになって、写真を撮って短歌を作るのも凄く楽しくなったよ!これからも頑張りたい!

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