今年一年を振り返って
よう、張飛だ❗(上の写真は、俺のようなアラフォー世代に交通標識がエールを送っているような気がして思わず撮った写真)
今回は、本年最後のブログということで、今年一年を振り返りたい。
今年の2月に、新聞歌壇への投稿を始めた。それまでは、歌集を読むことが主で、自分で短歌を作る機会があまりなくて、作ってもノートに書くくらいだった。
新聞歌壇へ投稿を始めたきっかけは、尊敬する詩人の金子みすゞと、同じく尊敬する歌人の木下龍也が雑誌や新聞に投稿していたからだった。
今まで短歌に限らず、自分の書いた文字が活字になるという体験はほとんどなくて、そういう経験をしてみたいという気持ちもあり投稿を始めた。
しかし、掲載されるのはそう簡単ではなくて半年近く投稿しても全く掲載されない日々が続いた。
いつしか、俺は短歌の投稿を止めてしまっていた。ただ、自分の投稿した短歌がいつ掲載されるかわからないから新聞の歌壇だけは目を通すようにしていた。
そして、投稿を止めて1カ月ほどたった7月のある日、俺はいつも通り日経歌壇に目を通した。すると、信じられないことに俺が作った短歌が掲載されていた。
その時、すぐには実感が湧かなかったが、急にドキドキし始めて急いでコンビニに向かって日経新聞を購入した。俺のノートの片隅でひっそり佇んでいた短歌が「あなたの所は居心地が悪いので、旅に出ます」そう言ってノートから飛び出したような気がした。
それから、投稿を再開して10月には「ダ・ヴィンチ」という雑誌の「短歌ください」のコーナーにも俺の短歌を掲載してもらうことができた。
掲載してもらったことも嬉しかったが、それ以上に嬉しかったのは読者アプリのブクログの友達が祝福のコメントをくれたことだった。これからも短歌を作っていきたい、と心から思えた。
また、現代歌人協会主催の全国短歌大会で入選できたことも、凄く嬉しい出来事だった。
このブログも去年の12月に始めたから約1年、月2回ほどではあるが続けられたことも俺にとっては凄く大きいことだった。ブログを始めるにあたっては関羽から「とにかく続けることが大事」とアドバイスをもらった。
ブログを書いたり、ブクログのレビューを書いたりして感じるのは、本の内容や自分の思いをアウトプットする事で、本で学んだ事が自分の中に確実に定着するような気がするということだ。
読んだ本の内容が自分の頭の中で、綺麗に整理整頓されていくような気がする。
それと、我が甥が誕生したのも嬉しいニュースだった。
写真は11月末頃の甥で生まれて2カ月半くらいだ。すでに「我、王者なり」とでも言いたげな風格を漂わせていて、将来が楽しみだ。
俺に対しては、ほとんど笑顔を見せてくれないが、先日会った時に足を少し触ると「フフッ」と一瞬だけ笑ってくれて凄く嬉しかった。嫌われてはいないと信じたい。
このブログでも、たまに甥の成長の様子を伝えたい。
来年に向けての抱負
昨年、投稿した短歌の数と掲載数をまとめてみた。
読売歌壇 投稿数22 掲載数0
日経歌壇 投稿数29 掲載数4
毎日歌壇 投稿数11 掲載数0
短歌ください 投稿数43 掲載数1
今年、掲載してくれた日経歌壇、短歌ください、への投稿は来年も継続したい。そして、読売歌壇、毎日歌壇への投稿はひとまず止めて、来年は新たに産経歌壇への投稿を始めたいと思っている。
ということで、来年は
日経歌壇、短歌ください、産経歌壇への掲載と、春頃募集が始まるであろう全国短歌大会の入選を目指してコツコツ短歌を作っていきたい。
そして、ブログの方もなんとか読んでくれる人に楽しんでもらえるブログを目指しつつ、月2回の更新を今年も継続したい。
御礼
今年1年ブログを読んでくれたみんなに心から感謝したい。ありがとう❗
特に、このブログやブクログへいつも温かなコメントをくれるベルガモット、5552、111108、傍らに珈琲を。に心から感謝したい。本当にありがとう❗
ベルガモット、5552、111108、傍らに珈琲を。に感謝の気持ちを込めて短歌を作ってみた。どれも拙い短歌で申し訳ないが、紹介したい。(順番はブクログへコメントを頂いた順番)
まずは、ベルガモットへ。一行目に引用したのは、マライア・キャリーの「HERO」という俺の大好きな歌の「hero lies in you」という言葉の和訳だ。短歌くださいに掲載されたベルガモットのペンネームを、短歌の中に詠みこんで作った。ベルガモット、いつもありがとう❗
次に、5552へ。5552のレビューには、映画のレビューも多くて映画への溢れる愛情が感じられるので、その事をふまえて作ってみた。また、俺の大好きな曲であるSMAPの「世界に一つだけの花」を頭の中でオーバーラップさせながら作った。5552、いつもありがとう❗
そして、111108へ。111108のレビューには、推理小説のレビューが多いのでその事をふまえて作ってみた。また、以前読んだ名言集にあった「飛ぶためには、抵抗がなければならない」というマヤ・リン(芸術家)の言葉を思い浮かべて作った。111108、いつもありがとう❗
最後に、傍らに珈琲を。へ。穂村弘の「シンジケート」が宝物になった、という傍らに珈琲を。のコメントが忘れられなくて、その事をふまえて作った。また、俺の大好きな小説「モンテ・クリスト伯」の「待て、しかして希望せよ!」という言葉を思いながら作った。傍らに珈琲を。、いつもありがとう❗
みんな良いお年を❗
来年がみんなにとって最高の一年となりますように❗
(次回は1月15日(日)に更新予定)
張飛さん、こんばんは!
こちらにははじめてコメントします。
短歌、めっちゃ嬉しいです♪
アン・ハサウェイ大好き。
そうですよね。
私の人生は誰も代わりに演じられませんよね。
他の誰かの人生では端役かもしれないけれど、自分の人生では自分が主役。
たとえ、天下のアン・ハサウェイでも演じられない。
元気の出る短歌をありがとうございます。
今日、張飛さんから遅れに遅れてプチバス旅に行ったんですよ。
ものすごく緊張して料金払うとき手がブルブル震えたけれど笑、楽しかったです。
甥っ子さん、ずいぶんお顔立ちがはっきりしてきましたね。
乳児の成長には驚くばかりです。
今年は張飛さんはじめ皆さんとブクログで短歌でつながることができて嬉しかったです。
今年はお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
最後に一首。
「張り詰めた氷の中を陽(ひ)が溶かし飛ぶ鳥たちの喉を潤す」5552
一応、張飛さんの字を入れて見たのですが。←一度やってみたかった。
水溜まりの氷が徐々に溶けていって小鳥たちが集うイメージです。
5552、コメントありがとう!こちらこそ、ブログやブクログのレビュー読んでくれたりコメントをくれたりしてありがとよ!
俺の作った短歌は拙くて字も下手くそだから申し訳ないが、元気の出る短歌と言ってくれて嬉しいぜ!ひと安心したよ。素晴らしい解釈もしてくれて作った甲斐があったぜ!共に、人生の名優、名女優として人生を楽しもうじゃねえか!
バスはなかなか普段乗らないから、いざ乗るとなると緊張するよな。また、俺もプチバスの旅をしてえと思ってる。甥には来年も度々会いにいきたい。成長が楽しみだ!
そして、俺の名前を詠みこんだ短歌を作ってくれたなんてめちゃくちゃ嬉しいぜ!ありがとう!三国志ファンは数多くいるが、俺の名前を詠みこんで短歌を作ったのはたぶん、おまえが世界初だと思うぜ!
歌の内容も初日の出をイメージさせるような、新年を迎えるにふさわしい歌だな!情景が鮮やかに浮かんできて名画を見てるような気分にさせてくれるぜ。
それと、母音のa(ア)音が含まれる「は」が歌の始まりになっていて、それも太陽がパッと輝くイメージにあっていると思う。「ア」の母音には「明朗で開放的な」印象を与える効果があるらしい。(笹公人の念力レストランより)
5552、素晴らしい短歌をありがとう!こちらこそ、来年もよろしくな!
張飛さん、おはようございます!
短歌の贈り物、感動しております!
皆さんへの短歌も素晴らしくて何度も読んでしまいました。
5552さんの返歌も瑞々しくて冬の寒さを溶かしてくれそうな優しい歌で好きです。
ブグログの皆さんとも短歌含めつながることができて本当に宝物にしたい貴重な体験ができました。
ちょっと体調崩していたのですが吹き飛ぶぐらい元気を頂きました☆
青空と交通標識の写真「ここから」の文字は明るい未来を示しているようで素敵ですな
張飛さんは新聞投稿の挑戦、各社にされてるんですね。
私は今年後半から日経新聞と毎日新聞に挑戦していますが、全敗です。
来春まで挑戦してそれから路線変更しようか検討中です。
甥っ子さんの成長楽しみですね~ 今度の再会では笑顔になりますように
私も甥姪がいるので、今度歌を今度プレゼントしようと思います
私も張飛さんの名前を入れた詠草でお礼とします
「飛行機の窓に張りつき行く先の街を眺めて時差確かめる」
来年もよろしくお願いいたしまーす
ベルガモット、おはよう!
元気になったと、言ってくれてこのうえなく光栄だ!拙い短歌で申し訳ないが、そう言ってもらえて凄く嬉しいぜ!
ベルガモットが、初めてブクログにコメントをくれた時の感動は今でも覚えてるぜ。本当にありがとう!
写真は個人的にとても気にいってる写真なんだ。ありがとよ!50になったら「50」「ここから」の写真を撮ろうと思ってる。
ベルガモットは甥姪がいるのか!歌をプレゼントするってのはいいな!俺もいつかプレゼントしてみたい。
新聞歌壇は、始めて一年たってないからまだなんともいえないが、「あの人と短歌」(穂村弘著)で“選歌って、採る人の好みがモロに出る”と書いてたからしばらく続けて採られなかったら、別の選者とか別の新聞歌壇に投稿するのもありかもしれねえ。
そして、俺の名前を入れてくれたお礼の短歌もありがとう!凄く嬉しい!
俺は約1800年前に中国から日本に来て以来、海外に行ったことがないが、そんな俺でも実際に旅してるような気持ちになれる迫力のある素晴らしい短歌だな!
現地との時差がどうなのかが気になる気持ちが「窓に張りつき」って表現からとても伝わってくる。それと「先の街」は、これからの未来のメタファーのようにも思えて奥深さがあるな!
ベルガモット、素晴らしい短歌をありがとう!体調を崩していたということで、体に気をつけてよい年を迎えてくれ。こちらこそ来年も、よろしくな!