あの人と短歌(穂村弘著)NHK出版

よう、短歌詠んでるか❓張飛だ❗

最初に今日は、8月20日(土)の日本経済新聞の日経歌壇(穂村弘選)に俺の詠んだ短歌が掲載されたから、紹介させてくれ。これだ❗

石井啄也というペンネームで掲載されているのが、俺の詠んだ短歌だ。

スーパーのレジに客がめちゃくちゃならんでいて、そのレジに応援に向かっている店長を詠んだ短歌だ。その姿は、大軍に攻められて落城寸前の城に、命懸けで救援に向かう武将のようだった。

俺も、幾多の戦いをくぐり抜けてきたからレジで耐えている店員の気持ちもわかるし、助けようと救援に向かう店長の気持ちも痛いほどわかるんだ・・・。

俺の短歌を採ってくれた選者には、心から感謝したい。

また、俺の短歌が掲載されることがあれば、このブログでも紹介したいと思う。

じゃあ、余談はこれくらいにして、今日もおすすめの本を紹介するぞ❗

穂村弘と短歌好きなゲストとの対談をまとめた対談集

こんな奴におすすめ❗

  • 穂村弘の短歌が好きな奴
  • 様々な分野の人の短歌に対する思いを知りたい奴
  • 著者の短歌に対する考え方を知りたい奴

概要

この本は、人気歌人穂村弘が「NHK短歌」テキストの連載「穂村弘、対して談じる。」で迎えた16名の短歌好きなゲストとの対談をまとめた対談集だ。

対談したのは、北村薫(作家)、酒井順子(エッセイスト)、三浦しをん(作家)、清家雪子(漫画家)、高原英理(小説家)、知花くらら(モデル・女優)、金原瑞人(翻訳家)、文月悠光(詩人)、鳥居(歌人)、朝吹真理子(小説家)、小澤實(俳人)、保阪正康(ノンフィクション作家)、里中満智子(マンガ家)、吉澤嘉代子(シンガーソングライター)、名久井直子(ブックデザイナー)、俵万智(歌人)、の16名。

様々な分野の人達の短歌に対する思いや、好きな短歌、また、著者自身の短歌に対する考え方などが話されていて、とても興味深く、面白い。

どの対談も興味深かったが特に面白かった対談をいくつか紹介したい。

まずは、エッセイストの酒井順子との対談。彼女は、新聞歌壇を読むのが好きらしくて、その理由を述べている。新聞歌壇に投稿している俺としては、親近感が湧いたんだ。

著者は、日経歌壇の選者をしているが、この対談の中で印象に残った投稿者の話もしている。キスの歌をたくさん送ってくれる女性がいたそうだ。この話も面白かった。

あと、この対談の中で松木秀(まつきしゅう)という歌人の短歌が紹介されていて、俺は凄く気に入った。この歌だ。

「百万ドルの夜景」というが米ドルか香港ドルかいつのレートか

「あの人と短歌」穂村弘著(NHK出版)

いい意味の短歌らしくない独特な表現で、凄く好きな短歌だ。

また、対談の中で酒井の言ったこの言葉も好きだ。

美術館も、作品が閉じ込められている感じがして嫌。

「あの人と短歌」穂村弘著(NHK出版)

表現がおしゃれすぎる・・・。詩のような言葉だ。こういう表現ができる彼女だからこそ、数々の名エッセイを生み出せたのだろう。

次に紹介したいのは、小説家の三浦しをんとの対談。

彼女のこんな言葉が心に残った。

でも、憑依させるーつまり「自分以外の人間になる」というのは大事なことだと思っていて。「創作の発想や原動力が自分以外の他者である」という、先ほどの話に通じますね。

「あの人と短歌」穂村弘著(NHK出版)

小説を俺は書いたことがないが、他者になりきって書く小説というのは、ドラマの俳優になって演じているような気がして、純粋に楽しそうな気がする。

また、三浦との対談で著者は、「究極の短歌」について述べていて、これも凄く興味深かった。

そして、歌人の鳥居との対談。

俺はアドバイスを求める彼女に対して、著者の言った言葉が深く心に残ったから紹介したい。彼女の魂を「磁力」に例えて、こうアドバイスしていた。

それを意外なところに突っ込み続けていけば、まだまだ良い歌ができますよ。それこそ幸せな状態とか、恋愛について書いたらどうなるのか、とか。まだ突っ込んでいないところはいろいろあるわけですからね。

「あの人と短歌」穂村弘著(NHK出版)

これは、短歌を作っているすべての人にあてはまるアドバイスだと思う。

俺なりに、感じたのは自分の身の回りの些細な事でも、自分の心が少しでも動いたら短歌にしてみる事が大事なんじゃないか、という事だ。

もう一つは、新聞やテレビなどを見て、そこで流れているニュースなどに関心を持つことも大事かもしれねえ、と思った。

そして、この本の最後の対談の相手は、歌人の俵万智だ。

彼女の話で意外だったのは、歌集「サラダ記念日」で、「我」「吾(自分)」という二つの言葉を字数合わせで使い分けていたという点。

また、彼女の考える理想の短歌についても語られているからぜひ、読んでみてほしい。

まとめ

いろんな分野の人と、対談しているからある意味短歌という文学の魅力を再発見することも出来るし、著者の言葉には、短歌を作るうえでのヒントになる言葉も多くあった。短歌を作っている人や、興味を持っている全ての人におすすめしたい最高の対談集だ。

最後に

拙いが、俺の作った短歌を紹介したい。

 

我が心の中で呂布(りょふ)と格闘す誠実無比の関羽雲長(うんちょう)

 

じゃあな。

(次回は、9月18日(日)に更新予定)

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