よう、夏バテしてないか❓張飛だ❗
今日は、最初に先日見た面白い看板を紹介する。これだ❗
これほど、攻めている看板を俺は今まで見たことがない。ガリガリ君リッチシリーズのように攻めまくっている。
しかし、この看板に脇見運転してしまうんじゃねえか、と思うのは俺だけだろうか・・・。
ともあれ、俺は時折この看板を見にいって安全運転の基本を改めて再確認するようにしている。
余談は、これくらいにして今日もおすすめの本を紹介するぞ❗
健康な生活をするための食事術を紹介
こんな奴におすすめ❗
- 健康にいい食べ物を知りたい奴
- 予防医学に興味がある奴
- 体に悪影響な食べ物を知りたい奴
概要
この本の著者は、満尾正(みつおただし)という人だ。
救急救命センターで救命医として働いた後、米国のハーバード大学の外科代謝栄養研究室に留学して、栄養管理について学び、2002年に日本で初めての「アンチエイジング専門クリニック」を東京で開業した。(アンチエイジングとは、効加齢医療のこと)
この本では、著者が学んだ栄養学の知識と、最先端の科学的な裏付けに基づいて人生における全ての事にハイパフォーマンスで臨むための食事術が紹介されている。
第1章 最大リターンを得る投資は「食事」である、では食事がなぜ人生最大の自己投資になるか、について書かれている。
まず、著者はとれない疲れの原因として 「現代型栄養失調」を挙げている。「現代型栄養失調」とは、体にとって本当に必要な栄養素が不足して、不必要なものは過剰になる状態 のことだ。
現代型栄養失調の傾向があるかどうかの、 チェック項目が掲載されているから、気になる奴はチェックしてみてくれ。あてはまる数が多い場合は要注意だ。(例えば、コンビニ、スーパーで買った出来合いの食品をよく買って食べる、発酵食品(納豆、みそ、ヨーグルトなど)はあまり食べない、など)
また、近年、現代型栄養失調が、生活習慣病だけでなく、うつ病などの心の病を発症する大きな原因のひとつになっていることが分かってきているそうで、著者はこう述べている。
糖質の摂取が多く、ビタミン・ミネラルが不足する現代型栄養失調の状態では、精神を安定させる神経伝達物質が不足してうつ状態に陥りやすくなってしまいます。
「食べる投資~ハーバードが教える世界最高の食事術~」満尾正著(アチーブメント出版株式会社)
加えて、著者は、日本の医学部では栄養を学ぶ機会が設けられていないため 、近所の病院で栄養について相談に乗ってもらおうと思ってもなかなかうまくはいかない、という。
やはり、健康な生活をおくるための栄養の知識は確かな科学的エビデンス(証拠)に基づいた本などから得ていくしかない、と感じる。
第2章 実践 投資になる食事、では実際にどんなものをどんな形で食べればよいかについて、カラー写真付きで具体的な料理法 が紹介されている。
投資1 毎日納豆1パックでは、納豆に含まれる栄養素や効用、また、トマト酢納豆、キムチきゅうり納豆豆腐などのレシピが書かれている。
納豆には、納豆菌によるウイルス抑制効果が明らかになっていたり、納豆に豊富な「ビタミンK」が動脈硬化や骨粗しょう症、発がん予防に働いたりと、健康に良くて、海外でも 「スーパーフード」 と呼ばれて注目されているそうだ。
投資2 食物繊維おかずをつくりおきにする、 では食物繊維の豊富なキノコ類、切り昆布、豆、切干大根、の4つの食材を使った料理法や、食物繊維の効用について書かれている。
投資3 週の半分は魚を食べる、 では魚を使ったおすすめのレシピや、魚に含まれる栄養素や効用が書かれている。どんな魚を食べればいいかについては、こう述べている。
水銀など有害金属の暴露を考慮すれば、マグロなどの大型魚類は控えめに、暴露のリスクが少ない海面近くに生息する青魚の頻度を高くとるのがベスト。
「食べる投資~ハーバードが教える世界最高の食事術~」満尾正著(アチーブメント出版株式会社)
ということで、魚の中でもさばなどの青魚や、鮭を食べることを勧めている。
投資4 野菜は1日4色以上食べる、では野菜を1日4色以上食べるといい理由や、1品で4色の野菜がとれるレシピを紹介している。
投資5 ココナッツオイルを常備する、ではココナッツオイルの効用や、ココナッツオイルの活用法が書かれている。
投資6 鉄とビタミンBをチャージする、 では鉄とビタミンBの効用や、効率よく一皿で鉄とビタミンB群が十分とれるレシピが紹介されている。
投資7 ホルモンの材料「DHEA」を食べて補給、ではDHEAの効用や、DHEAを多く含む里芋ややまといもを使ったレシピを紹介している。
第3章 パフォーマンスを最大化する食事術、 では2章のレシピとからめた食事からとるべき栄養についてや、食事以外からとるべき栄養について書かれている。
第4章 食べない投資、 では避けるべき食べ物について書かれている。
例えば、 食べない投資1 「甘い飲料」は飲まない、 では清涼飲料水や栄養ドリンクなどは避けて、飲み物は砂糖の添加されていない「水」か「茶」か「コーヒー」の3択を基本とすることを勧めている。
また、 食べない投資3 「白い主食」に別れを告げる、では白米ごはんや食パン、うどんなどの麺などの「白い主食」の代わりに玄米や雑穀米、ブランパンやライ麦パン、全粒粉を使ったものなどを選ぶことを勧めている。
主な理由としては、「白い主食」は精製の過程で食物繊維を失っているため、食べた時に血糖値を急激に上げてしまうからだ。(食物繊維には、血糖値の上昇を緩やかにする効果がある)
ちなみに、俺はこんなものを白米に混ぜて食べている。
スーパー大麦だ。白米の味を邪魔しないし、プチプチした食感が好きだから、俺はたまにこれを白米に混ぜて食べている。食物繊維ももちろん豊富に含まれている。
ただし、白米に比べると値段が高いから軍資金に余裕がある時しか食べられないが、体にいいのは間違いないだろう。
白米が大好きで、かつ、白米に何かを混ぜて食べるのは面倒くさいという奴には、著者のこんな言葉を覚えておいてほしい。
同じ白米を食べるにしても、最初に野菜やきのこ類など食物繊維を多く含むものを食べ、味噌汁を飲み、おかずを食べ、最後に白米といった「カーボラスト」の順番にすると、血糖値の上がりは緩やかになります。
「食べる投資~ハーバードが教える世界最高の食事術~」満尾正著(アチーブメント出版株式会社)
俺も、スーパー大麦を混ぜないで白米を食べる時は、最初に野菜やもずくを食べるようにしている。
まとめ
この本を読めば、健康にとって本当にいいものだけを、自分で選んで食べられるような知識が身に付けられる。この本を読むこと自体が、おまえにとって最高の投資になるに違いない。
加えて、家族や友達にも食べ物の栄養についてアドバイスも出来るようになるだろう。
最後に
パナソニック(旧松下電器産業)グループの創業者、松下幸之助も言っているが、「素直な心」ってのは、めちゃくちゃ大事だな。その心があれば、人間として大きく成長できる。
呂蒙(りょもう)のようにな・・・。
じゃあな。
(次回は、8月21日(日)に更新予定)
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