【香川の心霊スポット】廃墟と化した宗教施設「来光山 聖福院」突撃レポート!『降霊殿』の謎に迫る!

スポンサーリンク

「なんか坂出に怪しい廃墟があるらしいよ」

ある日、友人からそんなメールが届きました。

その頃の僕はまるで取り憑かれたようにひたすら心霊スポット巡りに明け暮れていましたので初めて聞くその情報にもすぐさま飛びつきました。

元は何の建物だったのか、心霊的ないわくはあるのか、僕は興味津々で鬼のように質問攻めをしましたが、詳しいことはわからず友人の話はどれもボンヤリとしたものでした。

「とにかく怪しいんやって、なんか心霊スポットらしいし」

まぁ・・・心霊スポットってそういうもんですよね。

よくわからんまま直接行ってみるのもそれはそれで面白いんですが、念のためにその坂出市の廃墟についてググり倒してみました。

廃宗教施設「来光山 聖福院」

建物の名前と場所はすぐわかりました。

「来光山 聖福院」

国道11号線の金山トンネルを東に抜けて坂出市西庄町の交差点を北に曲がるとすぐにあります。

余談ですが、この周辺は昔からいろいろと心霊的な曰くのある地域なんです。

今はもう撤去されていて跡形もありませんが、西庄の交差点の南には知る人ぞ知る伝説の心霊廃墟「ミルクロード」がありましたし、すぐ南にある城山山頂の公園は現役バリバリの心霊スポット。聖福院から少し北に進めば、テレビ番組「水曜どうでしょう」のロケ中に心霊現象が起こったといわれる「天皇寺高照院」があります。

ググり倒した結果、聖福院にまつわる心霊的な噂を見つけることはできませんでしたが、面白そうな情報がありました。

「元は宗教施設で『降霊殿』と呼ばれている建物がある」というものです。

「降霊殿って何や・・・!?」

僕はただの廃墟にはあまり興味がありません。

興味があるのは心霊なんです。心霊廃墟なんです。

心霊的な話はないのかと萎えそうになっていた僕のこころが一気にイキり立ちました。

先っちょが乾く間もなく僕はオカルト好きな友人マートン(仮名)を誘ってさっそく聖福院へ行ってみることにしました。

謎の廃宗教施設

午前0時。

僕たちは「来光山 聖福院」に到着しました。

ここはオカルトマニア的にはかなりの物件です。

壁を伝うツタがうっそうとした空気をかもし出しています。

近くに民家があるので僕たちはひっそりとアタックを開始しました。

建物正面に向かって左手のほうに入口へとつづく階段があります。

生え放題の草木をかいくぐりながらのぼっていきます。

 

本館入口のガラスはバッキバキに割られていて、中にあったであろう家具や毛布と一緒にガラスの破片が足元に散らばっていました。

いつも裸足で心霊スポット凸をしている人は注意が必要です。

中も荒らされ放題でゴミが散乱しています。

何かの宗教施設だったそうなんですが、仏壇があるところを見ると仏教系の宗教だったのかな・・・このときはそんなふうに思っていました。

入り口のロビーから奥に向かう廊下がありますが、床が完全に抜けてしまっています。

ブレブレで写っているのは友人のマートンです。

廊下の奥には天井の高い広間がありました。

荒らされていますが広間の雰囲気はどことなく「礼拝堂」といった感じの空気があります。

ここでいったいどんな宗教団体が活動していたのでしょうか?

本館を探索してもこれといって何も掴めないまま、僕らはもうひとつある別の棟へと向かうことにしました。

生活感の残る別館

今度は本館正面に向かって右手にある階段から別館に行ってみます。

こちらも草木が生い茂っていて長いあいだ放置されているような印象です。

「伽倻子がいそう・・・」

呪怨の家を彷彿とさせるような佇まい。

別館は二階建てでガラスはすべて割られていますが、本館ほど荒らされてはいません。

別館の玄関に入ってから外に向かって撮影しました。

どうして心霊ヤンキース(心霊スポットが好きなヤンキーのみなさん)はガラスを割るんでしょうね?

ガラスを見たら割りたくなるんでしょうか?

僕はこれまでいろんな心霊スポットを巡ってきましたが、窓や扉のガラスが無事だったのを見たことがありません。

とりあえず1階から探索してみたんですが・・・

すみません、1階の写真を撮るの忘れてました。

1階にはいくつか個室があったり給湯室のような部屋があったりして、どうもここは生活をするための寮のような場所だったんじゃないかと思います。

特にこれといっておかしなところもなかったので早々に2階へ。

 

せまい階段を上がると、2階には中央に廊下が1本通っていて写真の左側は広間、右側にはいくつか個室がありました。

ここはやはり団体生活をするための場所だったようです。

今さらなんですが、僕は廃墟特有のホコリやカビの臭いが苦手でして、

この別館は怖いというよりもなんか臭そうであまり探索したくないなぁと立ち止まっていたんですが、

友人のマートンはそんな僕を気にも留めずに、まるでここが我が家であるかのようにズカズカと廊下の奥へと進んでいきました。

これは広間の様子です。

畳の上には布団が散乱していて、押入れには座布団が入っていました。

個室のほうもひと部屋ずつ確認してみましたが、どこも畳張りで布団があったり座布団があったりと似たような感じです。

さて、

そろそろ別館もあとにして、次はいよいよ降霊殿です。

スポンサーリンク

この世のカオスを閉じ込めた館「降霊殿」

今回、聖福院にやってきた最大の目的は降霊殿をこの目で確かめることです。

そこでいったい何が行われていたのか?

この施設を運営していた宗教団体とはどういう団体だったのか?

降霊殿にはその秘密が隠されているような気がしてならなかったんです。

しかし、ここで問題が起きました。

降霊殿らしき建物がどこにも見当たらないんです。

表から見えるのは今探索してきた本館と別館だけ。

あとは草木が生い茂りすぎて視界がさえぎられ、聖福院の敷地がいったいどのくらいの広さなのかさえ把握できない状態でした。

「降霊殿があるっていう噂、まさかデマなんか?」

探索にちょっと飽きてきたような顔をして一服をしているマートンを尻目に、あきらめきれない僕はどこか降霊殿につづく道や階段がないか周辺を歩き回りました。

「まさかとは思うけど・・・ここ?」

シャッターゲートがあってここが何かの入口らしいことはわかるんですが、ゲートの奥は草木で覆いつくされていて人が入れる状態ではありません。

しかし、周辺を見て回ってももうここくらいしか進入口が見当たらないんです。

僕は意を決してゲートの隙間から中へと入ってみました。

なんと!

入口からはまったく見えなかったんですが、ゲートから草木をかき分けて少し進むと道がひらけていました。

上り坂になっていて位置的には本館の裏のほうへと続いているようです。

これは期待できそう・・・

この先にきっと降霊殿があるに違いない!

結果から言いますと、この階段の先に降霊殿はありました。

しかし、ここで本日2回目の痛恨のミスです・・・。

降霊殿の外観の写真を撮るのを忘れてしまいました。

でもその建物が降霊殿なのは確かです。なんせ入口の上のところに思いっきり「降霊殿」って書いてあったんです。

僕、ここに来るまで「降霊殿」って心霊マニアの人たちが勝手に命名した通称だと思ってたんですが、どうも正式名称のようです。

「マジかよ」って思いましたよね。

「宗教施設にマジで『降霊殿』て。ちょっとぶっ飛んだ団体だったのかな」とか思いながらさっそく中へ。

壁面には見事なヤンキーアートが描かれていましたが、入口はあまり荒らされておらずキレイな状態です。

内部はどうなっていて、ここではいったい何が行われていたんでしょうか?

少し緊張してきました。

 

 

これが降霊殿の内部です。

アーチ型天井の大広間になっています。

天井や床は腐って抜けている部分がありました。

 

しかし、この違和感は何なんでしょう。

洋式の建物のせいもあるんですが、天井や壁には如来画がデカデカと描かれているのに祭壇には十字架が置いてあってもおかしくないような宗教的にカオスな雰囲気が漂っています。

いったいどんな宗教団体がこの施設を運営していたのでしょうか?

そしてここでは本当に降霊が行われていたのでしょうか?

「これなら本当に降霊が行われていたとしてもおかしくないかも・・・」

とにかく衝撃的でした。

心霊的な空気や現象は皆無でしたが、何か僕の知らない世界を垣間見たような、何とも言えない不思議な空間がそこにはありました。

宗教団体の正体

これは後日、地元の人から聞いてわかったことなんですが、聖福院を運営していたのはパナウェーブという新興宗教団体でした。

知っている人もいるかもしれませんが、パナウェーブは白装束集団とも呼ばれ20年ほど前にワイドショーなんかで話題になっていた団体です。

仏教とキリスト教をごちゃまぜにしたような部分のある独自の教義も持っていたようです。

聖福院が心霊スポットかどうかはかなり微妙なところですが、オカルトの観点から見るととても面白いスポットであることは間違いありません。

パナウェーブ研究所

千乃正法

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

HN:さぬき うどん県在住。11月6日生まれ。AB型。さそり座。辛党のビール派。三十路のおっさんです。 約4年前から「さぬきうどん」「さぬきのぴっぴ」のハンドルネームで活動してきました。 趣味は音楽、将棋、オカルト、お笑い、2ちゃんねる。 1人でいる時間が好きです。1人でいる時間が好きな人も好きです。1人でいる時間が好きな人が好きな人も好きです。→詳細はこちら