【マニア必見】香川県の心霊スポット「いもんた」探索レポート!呪われた一族と廃神社の謎

「最強のスポット見つけてしまった。香川県の『いもんた』知ってる人いる?」

ある日、某ネット掲示板で心霊スポットの情報を調べているときにそんな書き込みを見つけました。

「いもんた?なんやそれ、初耳やな…」

僕はこれまで香川県内の心霊スポットについて散々調べ尽くしてきましたが、「いもんた」なんて聞いたこともないし、名前だけではどういうスポットなのかまったく見当もつきませんでした。

書き込み主はこう続けます。

「荒れ果てた山の中のお稲荷さんなんだけど、ここには呪われた一族の話があるんだ。『いもんた』の場所はあまりに危ないから言わないけど、西讃」

 

「いもんた」を探せ!

「呪われた一族?あまりに危ない?」

香川県にそんなスポットがあったなんて驚きました。他に何か情報はないかと調べてみましたが、どんなにネット上を検索しても何も出てきません。

ネット掲示板ではデマや嘘情報がまことしやかに書き込まれることがよくあります。

「もしかしたらこれもデマかな」

半信半疑の僕は掲示板上で書き込み主に「いもんた」の詳しい場所や呪われた一族について聞いてみました。

書き込み主からの返答をまとめるとこんな感じです。

  • 呪われた一族とは細〇家。当主が去年自殺して滅亡した。
  • 知ってる奴にはそのヤバさがわかる。
  • 場所は国道377号線を西に向かって走り、山の谷間に出て右手に赤い鳥居があるからそれが目印。

なんだかわかったようなわからないような・・・。

「行くなら行ってみて。でもここはヤバいよ」

書き込み主は最後にそんな言葉を付け足して情報を教えてくれました。

「呪われた一族がどうのこうのはよくわからんけど、場所はなんとかわかりそうやな…」

国道377号線は徳島県鳴門市から香川県観音寺市までを通る長い国道です。

でもいもんたが「西讃地域にある」「山の谷間にある」ことはわかりましたので、かなり範囲を絞り込めそうです。

おそらく、というかほぼ間違いなくまんのう町買田東の交差点から観音寺市の市街地へ抜けるまでの区間にあるだろうと予想して、夜勤明けの昼下がりに377号線をとりあえず走ってみることにしました。

見た瞬間になぜか確信した

マイ原付にまたがって国道377号線を買田東の交差点から西に向かって走りました。

買田東の交差点から西は2つ3つ小さな山を越える感じになっていて、20~30分走ると観音寺市の市街地へと抜けていきます。

途中、道の右手に鳥居や神社が見える度にいったん止まって写真を撮ったりグーグルマップで現在地と神社名を調べたりしながら進みました。

でもどの神社もキレイに管理されているし、ヤバい雰囲気なんて微塵もなく「いもんた」とはどうも違うようです・・・。

観音寺市の手前にある山本町まで来たころには、「もしかしたらこれは見つからんかも・・・俺が見落としたか?それとも最初っから『いもんた』なんてなかったんかもなぁ」と半分あきらめモードになりかけました。

 

と、そのときです!

 

 

 

 

 

「うわぁ、もう絶対あそこやん・・・」

 

国道から外れて山へと向かう細道の先、ちょうど山への入口あたりに赤い鳥居がポツンと立っています。

怪しすぎます。こんなに「その先に何かあるんちゃうか」と思わされる鳥居を見たのは初めてです。

国道からは少し離れているので注意してないとたぶん見過ごしてしまいます。でも一度、目に留まったら絶対二度見してしまうレベルの鳥居です。

「オラわくわくすっぞ・・・」

心のなかでつぶやきながらゆっくりと鳥居まで近づいてみました。

鳥居には「稲荷五社大明神」の文字。

「いもんた」は「荒れ果てた山の中にあるお稲荷さん」「赤い鳥居が目印」

ここに間違いありません。掲示板に書いてあった情報と完全に一致しています。

深呼吸をして少し気を落ち着かせてから鳥居の奥へと進んでみました。

圧倒的な異世界感に不覚にもしょんべんをちびる

「実写版となりのトトロのロケ地かよっ!」

赤い鳥居の先には細い山道が続いていて、どこか神秘的な空気が漂っています。

残念ながら僕はチン毛ぼーぼーなのでトトロに会うことはないでしょうが、明らかに「いもんた」の真相に近づいていることを肌で感じて緊張してきました。

道幅は軽自動車1台がなんとか通れるくらいの広さです。原付のフットワークの軽さはこういうスポットでとても役に立ちます。

途中でじいちゃんばあちゃんの乗った軽トラとすれ違いました。どこかに畑でもあるのかなと思いながらそのまま2~3分ほど進むと、

今度は黒い鳥居が・・・!

道も神社も相当荒れています。

辺りは竹藪になっていて、天気が曇っているせいもあってかずいぶん暗い。空気に圧迫感を感じます。

どうですか?この雰囲気。

1度入ったら無事には出てこれなさそうな空気を醸し出しています。

今はもう管理されていないんでしょうか?いったい奥には何があるんでしょうか?

予想以上の異世界感に怖じ気づいてしまい入ろうかどうしようか迷っているときに、スマホの充電がほぼなくなりかけていることに気がつきました。

今回はここまでにして、また出直そう・・・。

「いもんた」の場所はわかりました。「いもんた」の戦闘力が53万なのもわかりました。

ここは心霊スポッターとして、やはり夜に来てみたい・・・。

 

夜の「いもんた」へ

数日後、再び「いもんた」へと向かいました。

時間は夜の11時。この日も夜勤明けでしたが、「いもんた」のことを考えるとなかなか寝付けずに睡眠不足で少し変なテンションのまま、マイ原付を走らせました。

僕は普段まったく気にしないタイプなんですが、今回の「いもんた」は呪われた一族が関係しているらしいこと、まったく未知のスポットであることから念のために浄めの塩をコンビニで買っていくことにしました。

 

 

これで対策は万全です。

 

少しビビりながらも「いもんた」には何があるのか早く確かめたいというハヤる気持ちを抑えながら、例の赤い鳥居へと急ぎました。

 

「やっぱり帰ろうかな」

 

一瞬、本気で思いました。

これから僕はこの鳥居をくぐって真っ暗なトトロのロケ地を通り、あの黒い鳥居と狐像までたどり着き、「いもんた」の中を探索しようとしているわけです・・・。

赤い鳥居をいざ目の前にして想像してみると、気が遠くなりそうでした。

 

「まぁええわ、行けーっ!」

 

 

 

勢い込んで鳥居をくぐり突き進んではみたものの、やはり次第に心細くなってきました。

少しの風で竹藪全体がざわつきます。山の中だからか、気温が低く肌寒くなってきました。

体はカチカチに強張り、視覚と聴覚がミシミシと軋む音を立てるほど限界まで神経を張りつめます。

緊張が高まりきったところで黒い鳥居のある「いもんた」の入口へとたどり着きました。

 

「ここは人の入る場所ではないんじゃないか?」

妄想に妄想を重ね、もはやまともな感覚ではなかったかもしれませんが、そんなふうに直感しました。

画質は相当悪いですが、探索レポのメモがわりに撮った短い動画がありますので、よかったらご覧ください。僕のキモいしゃべりはスルーしてもらえるとありがたいです。少しでも現場の雰囲気が伝わればと思いアップロードしました。

意を決して黒い鳥居をくぐり狐像の間をおそるおそる通り抜け「いもんた」の奥へとゆっくり歩いていきました。

それほど進まないうちに道の左手に小さな階段があらわれて、どうもその先には何やら鳥居と小屋があるようです。

社務所でしょうか?

小屋の状態はきれいです。「いもんた」は廃神社だとばかり思っていましたが、もしかして違うんでしょうか?この小屋はどうも手入れされているように見えます。

小屋のなかを覗いてみました。

正面奥に小さな祭壇のようなものがあって、何かが祀られているようです。他には特にこれと言って目立つものはありませんでした。

どうもこの小屋には何も異状なさそうなので、階段を戻って元の道をさらに奥へと進んでみることに。

 

 

すると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空気がガラッと変わるのを感じました。

 

 

位置的には入口の黒い鳥居からまっすぐ奥に進んで突き当たったところの左手。

階段には折れた木の枝や竹が折り重なり、落ち葉が散らばっています。

まったく手入れされておらず、少なくとも数ヵ月は人が入っていないであろう荒れ具合です。

階段の先には、さきほどの社務所とは明らかに雰囲気の違う異様な建物が見えます。

折れた木の枝をどかしつつ、狭い階段を慎重に上っていきます。

 

 

「いもんた」の本社殿です。

 

鳥居は腐り、今にも倒れそうになっています。建物もやはり社務所とは違って長い間放置されているような印象です。

「ここはもう使われていないのかな」

建物の中を覗きこんでみました。

内部は意外とキレイです。キレイというか祭りに使う道具が何個か置かれているだけでガラガラの状態です。

物置化しているんでしょうか?もしかして社務所だと思ってたあの小屋にここで祀っていたものを移動させて、今はあの小屋が社殿なんでしょうか?

「どういうことなんやろう・・・?」

少しでもこの神社の背景や経緯がわかるものはないかと周囲を見回していたそのとき、本社殿に向かって右奥の竹藪のほうからまるで地鳴りのような音が聞こえてきました。

『ズズンゴゴ…』

何事かと思い、音のする方角に視線を向けたまま僕は息を潜めました。

竹藪と暗闇に視界を遮られて、そこでいったい何が起こっているのかはまったくわかりません。

十数秒ほどだったでしょうか。断続的に鳴り響いていた音が止みました。しかし、もちろんまだ気は抜けません。

音が鳴り止んだ後になってしまいましたが、そのときに撮ったレポ用メモ動画がありますのでこちらも一応アップロードしておきます。

このあと結局、音はもう聞こえて来ませんでした。

現実的に考えると何かの動物が竹藪を突っ切って走ったのかなと思いますが、音が聞こえてきた瞬間は、場所が場所なだけにモノノケ的なものを妄想してしまいました。

しばらく敷地内を探索してみましたが、「いもんた」はどうもこれらの社務所と社殿だけの小さな神社のようです。

現場の空気は昼間でも重苦しく、夜になると人が近づくのをまるで拒絶しているかのような狂気的な雰囲気を感じました。

呪われた一族との関係とはいったい何なのか?

「いもんた」には呪いにまつわる怪異が果たして隠されているのか?

残念ながら今回は謎の解明には至りませんでしたが、これからも「いもんた」の真相を追いつづけたいと思っています。

 

13 件のコメント

  • 山本町民ですが存在を知らなかったのでビックリです。昔の写真と見比べてみると黒い鳥居の場所は変わっていて綺麗になっていますね。それにしても一族の怖い話気になります。

    • やまさん
      すみません!コメントいただいていたのに見落としていました!
      黒い鳥居の場所、昔と違うんですね
      鳥居以外で昔と変わってるポイントってあるんでしょうか?
      もしわかれば教えてください
      よろしくお願いします

  • 今日午後三時頃、友達と行ってきました。
    例のお稲荷さんの手前の黒い鳥居なんですが、
    鳥居の片足が落ちて横向きの棒が崩れてました。

    昼間なのに暗いし、鳥居が崩れてたのが不吉で怖くなったのでそそくさと逃げ帰ってきましたw

    • コメントありがとうございます!
      いもんた凸お疲れ様でした!
      鳥居崩れてたんですか!?
      いもんたはやはり管理されてないんでしょうか?
      とても興味深いスポットですよね

      • https://wanikawa.com/jinnjya/yamamoto/05inari/05inari.html

        こちらのサイトで、廃墟になる前のいもんたの写真が紹介されていました。で、管理人さんに問い合わせてみたところHPの写真は2004年3月に撮られたらしく、その頃までは年に一度例祭の前に掃除されて、管理はされてたみたいです。ですが、あの荒れようだと今は管理されてないっぽいですねぇ…

        • ザキヤマさん
          コメント、マジでありがとうございます!
          管理人さんと連絡取れるんですか!
          あそこにはホントに何か曰くみたいなものがあるんでしょうか?

  • いもんた行きました
    不気味でした

    あとから親からききましたが
    あそこの川できつねに化かされた人がいるらしいです

    • Btさん
      お疲れ様です!ブログ記事内の写真と比べてどうだったでしょうか?今のいもんたはさらに荒れてるようですが・・・

      確かにあの辺りの空気だと狐とか蛇とかいろいろ話がありそうですね

      • 奥の方までは行きませんでした
        いや、いけませんでした
        昼間で誰もいないはずなのに
        人声聞こえたので怖かったです

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