「おっ?」って何やねん。

お疲れ様です、さぬきです。

どこにだって変態と呼ばれる人間は一定数いるもんです。

僕もどちらかといえば変態に分類される人間ですが、幼い頃からそうだったわけではありません。

僕にも純真無垢な少年時代があったんです。

今回は、そんな変態のへの字もまだ知らないさぬき少年が、名前も知らない全裸のおじさんの股間をギュッとしたときの話をさせてください。

 

事件は四畳半の個室で起きてるんだ!

僕がまだ小学校中学年くらいのときです。

親の知り合いが営んでいる昔ながらの銭湯が近所にあって、たまに母に連れられて入りに行ってたんです。

小学校に上がるまでは母と一緒に女湯に入っていましたが、もうこの頃は一人で男湯に入ってじゃぶじゃぶとやっておりました。

浴場の隅っこにはガラス張りの、広さが四畳半くらいの小さなサウナ室がありました。

サウナの意味なんてちっともわかっていませんでしたが、「なんかムワッとする変な小部屋がある!」と子供ながらにその非日常空間を面白く感じて、遊園地のアトラクション感覚で楽しんでいました。

 

そして、ある夏の夜に事件は起こりました。

 

その日もいつも通り浴場に入って、石けんの泡で遊びながら頭や体を洗って、湯船に浸かって100数えて・・・とやっていました。

浴場には誰もいなくて「今日は貸切やー」と若干テンションも上がっていました。

母はいつも出てくるのが遅くて毎回待たされていたので、その日も大人たちの真似をしてサウナと水風呂を行ったり来たりしながら時間つぶしをして遊んでいたんです。

すると、あとから1人のおじさんが入ってきました。

 

 

 

こんな感じのおじさんです。

 

 

 

濃い感じです。

 

 

 

 

謎のスキンシップをしてくるおじさん

おじさんが入ってきてからも僕はかまわずサウナと水風呂を往復していましたが、ふと異変に気がつきました。

おじさんからの視線を感じます。

気のせいとかそんなレベルじゃありません。

めっちゃ感じます。もう目が合いまくるんです。

「あのおじさん、何なんや?」

ここまで熱視線を向けられると、僕もおじさんを意識せずにはいられません。

サウナの中から曇ったガラス越しにおじさんの様子をうかがっていると、急に立ち上がってこちらに向かってくるのが見えました。

 

 

 

おじさんは何食わぬ顔で僕のいるサウナに入ってきました。

せまいサウナに知らないおじさんと二人きりの状態です。

僕は早くそこから離れたかったんですが、おじさんが入ってきてすぐに出て行くと僕がおじさんを妙に避けていることが変に伝わってしまうんじゃないかと意味不明な気を使ってしまい、少しのあいだ我慢してから出て行こうと考えました。

おじさんはしばらくソッポを向いてじっと立ち止まっていましたが、突然僕のほうを振り返ってとうとう話しかけてきました。

おじさん「君、何年生や?」

 

僕「3年生です」

 

おじさん「身長いくつや?体重は?」

 

僕「???身長は○○cm、体重は○○くらいです」

 

おじさん「それ、ほんまかぁ〜?」

 

僕「???」

 

おじさん「ちょっとこっち来てここに立ってみぃな」

 

僕「???」

 

僕はよくわからないままとりあえず言われたとおりにおじさんの前に立ちました。

 

おじさん「むこう向いてみぃ」

 

 

おじさんは僕の後ろからお腹のほうへと手をまわして僕の体を持ち上げました。

 

おじさん「ふぅん、まぁまぁ重いな」

 

「何なんや、このおじさん!??」

そのときの僕にはおじさんが一体何をしたいのか全くわかりませんでした。

しかし、体重を確かめるという名目で僕を持ち上げたのは、実はおじさんの真の目的を果たすための伏線だったのです。

 

「おっ?」って何やねん。

おじさん「じゃあ、今度は君がおじさんを持ち上げてみぃ」

 

僕「!??」

 

おじさん「ほれ、はよ後ろから手ぇ回して」

 

おじさんは半ば強引に僕の腕をつかんで自分のお腹へと回しました。

ワケがわからないまま、もはや流れに身をまかせて僕はおじさんのお腹をつかみ持ち上げようとしてみましたが持ち上がりません。重すぎます。

 

おじさん「もっと下のほうを持ってみたらどうや?」

 

おじさんは僕の手を腰骨のあたりへとあてがいました。

しかし、それでも当然持ち上がりません。

 

おじさん「ほんなら、もっとずっと下のほう持ってみたらどうや?」

 

誘導されるがままに僕の手がつかんだのはおじさんのタマタマでした。

僕は頭の中が少しパニックになりました。

それでも早くこの状況から抜け出したい一心で僕はおじさんを持ち上げようとタマタマをつかんで渾身の力を込めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おじさん「おっ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、持ち上げられないまま僕はおじさんに「すみません」と謝ってサウナから出ました。

この出来事は子供ながらに「なんかやばいことをした」という思いがあって、銭湯を出た後も母には話しませんでした。

今思うとあのおじさんが僕の人生において初めて出会った「変態」だったんだと思います。

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HN:さぬき うどん県在住。11月6日生まれ。AB型。さそり座。辛党のビール派。三十路のおっさんです。 約4年前から「さぬきうどん」「さぬきのぴっぴ」のハンドルネームで活動してきました。 趣味は音楽、将棋、オカルト、お笑い、2ちゃんねる。 1人でいる時間が好きです。1人でいる時間が好きな人も好きです。1人でいる時間が好きな人が好きな人も好きです。→詳細はこちら